2011年10月20日木曜日

頭だけの建築(Tiny dome)_01



雀を生き埋めにすると・・こう?

(最近、映画の初期の猿の惑星のラストシーンで、女神半身埋め!の話題があって・・連想しちまった。)

雀って一番身近な鳥ってことなのだが、最近少なくなっている気がする。

最近の住宅が外部に対しても隙間がなくなったことから、雀が巣を造りにくくなったのだが、築30年すぎたオンボロ我が家には近所の雀が集まってきたのか、車庫周辺だけでも3家族は住んでいる。

と言う事で、これは「巣」をテーマにした建築ネタ。

持ち前のデッサン力で雀を忠実に描いてみた。(んな訳ない)

このサイズのドームは視覚的に小さく見える事もこの形を選択した理由。ドラエモンの「どこでもドア」のように、ドアの向こうは意外にも大きな世界というのは楽しい。


■ドーム構造はフラーとかなんとかの高度な技術分野以外にも、組積造系ローテクニックのアースバッグ工法やその他の方法でも可能だが、この規模ではちょっと難しいので16セグメントに分割したローコスト断熱パネル工法をベースにしている。

このドアや窓の形は日本の中のかなり厳しい寒冷地&積雪地ということと、力学的に検討した結果。もちろん実現出来る。(できないものは商売柄、建築ネタでは出さない)

内寸最大直径8m 48.94m2 14.78坪の小さな「巣」。大きなのは巣のイメージからかけ離れる。そんなのは別の機会に・・・。

■家が欲しくなる理由(重要なのだが、おかしなことにあまり話題にならない。)
理由付には様々ある。アメリカ合衆国の心理学者・アブラハム・マズロー
の説に例えるならば、根本のところは低次の1と2に該当する。家のデザインや規模などご近所様に比べてとか、自分らしくとかと言うのはその上位に該当する。

しかし、マズローの5段階説。マズローの時代はそれでよかった。新自由主義世代以降の今、この先どう人が求める物を予測するのか・・考え中・・。

まぁ、建築心理学やらなんやらを運用するのは相手があっての事。ここではサラリと流しておきましょう。
と言う事でこれは「家」の原点である(マズローでは低次だが、建築では低次のはずがない)「巣」「棲み家」「寝城」「ヤサ(ヤサグレ=家出してグレるの意味)」の類の建築。
(不本意にホームレス、と言った状況の場合の建築ネタはまた今度)

■ま、webなので軽い説明。(本気モードご希望の方はメールでもちょうだい)

風除室からの内部。この手の建築は普通の感覚ではスケール感がつかみにくいので、実物大の人を入れてある。(ニッタリしたおっさんは165cm。最近縮んだのだ。)







正面居間 右バスルーム

階段を降りたところ。正面の青いベッドはデイベッド。もっぱらゴロゴロするところ。よくソファを置くが、あんまり座っているところを見ていない。ほとんど転がっているんじゃないかと思うのだが・・。それならディベッドの方が複数で転がれるし座れるし便利。居間には絶対ソファ?。んん・・・(頭固ッ!)。ま、これも「巣」の要素なんだなぁ・・・。それで行くと、黒いバロセロナチェアは余分だったかも。





バスルームを通り抜けたところにある台所から居間。小さい15坪の「巣」だもの、大家族は想定していない。TVは42インチ。あ、タバコを忘れてる。


ちなみに窓やドアは面倒なので今の段階では書いていない。無い訳ではない。



下のディベッドはセミダブルの大きさ。
上にはダブルベッドサイズのコクーン(繭)

食堂テーブルから見上げると「巣」はこんなふうになっている。一般の家より直線が少なく奇妙な形だけど、構造的にもこの方が自然。これを安価に作る方法も考えてある。曲面だから作りにくい=コスト高、って単純発想はやめてネ。

テーブルにタバコを積んでみた。




下にはキッチンの一部、バスルームや読書コーナー。ロフトには仕事場もセット。右にコクーン。周囲にライン型LED照明。ベッド敷詰めの小空間といったところ。これが音光温度などの影響を受けない「巣」の本質的機能空間。ベッドで言えばダブルサイズ以上2帖以上(一般の1.25坪ユニットバス程度)。




ロフトはこんな感じ。
女性の背の高さは175cmある。


これらに関する数値・コストに関しての考察はいずれ書くつもり。

で、簡単に書いた。





蛇足。
この「巣」のネタをある友人(同業者)に見せたら道具(ソフト)は何で描いた?との質問があった。
だから、スズメのデッサンはphotoshopだがや。

Posted by Picasa

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