2018年3月31日土曜日

zomeと言う造形

丸っこい建物はみんなドームと一般的に呼ばれるが厳密には種別がある。有名なのはジオメトリックドーム。(フーラードーム)
これは大規模な建物でその表皮だけを作るのならば効率的なのだが、積雪地では荷重が変化することから、細い線材で効率的に・・とは言えなくなる。
 
また図形同士の接続性はあまりよくはない。
最小限の界面で最大の空間を求めると連続気泡になるのだが、それでは水平な床は構成されない。

そこで水平床面を構成可能で共有できる形状はこれ、切頂多面体。
描いては見たがさほど面白くもないので眠っていた画像。
切頂多面体は小規模のシェルターとして、部材種類数の少なさや形状の均一化などから施工性もすぐれている。とりあえずここまでは前置き。

Dome(ドーム)はもうすでに一般的に知られた形だが、これはZome(ゾム)。比較的新しく発明された(1968年)幾何形体である。
これは考案当時は面で構成されていたが、ドームと同じように線材で描かれる場合が多い。習慣なのか?(笑)
だが実際には面で考えた方がメリットは多い。
他の幾何形体との接合が用意(展開の可能性が大)
多分ねじねじをやってみたくなるだろね(笑)
それはわかっているのだが、それらの先の妙な形態としての無理やりな作図方法論を模索してみた。
作図の方法模索のためのモデル。セグメント8_45
この図形、サブデビジョン前の形に大きく左右され、sketchupのファイルでの大きさは、右が19MB、左が4MBと大きく違う。

まだ目標の断面までには収束出来ないのだが、とりあえずのメモ。


 

2018年3月25日日曜日

sketchupでNEWYORK

アメリカは行ったことないのでSketchupで行く


行き方はここ。  

ついでなので東京っぽいところ
(赤い所に居る)

チョイ使い3D

あー・・・何か月ぶりのBlog
死んでると思われてもなんなので小ネタ。
3DCGがどうこうと言うと、もう3DプリントだとかVR・ARなんちゃらとか、3Dスキャンが―とか技術的な話になるんだけど、やっぱりそうなる(笑)。
このページは3Dデーターを他のソフトでも共有する視点。
2次元手法にも書き出せる事がテーマ。

小物なら、Heightmapの方が共有性が高いかもしれないとシュミレーションをしてみた。 Heightmapは明暗のみのモノクロの一般的画像。だからほぼどのような3Dソフトでも扱える。

という事で2次元Heightmapを作り3Dの再現をする。
椅子の計画があるので男性モデルの背面のみをスライスして、
heightmap(作り方はここ)を作り
出来上がったHeightmap(良い子向けに下半身省略)
画像として読込み(Sketch upのPlugin (Bitmap to mesh))
3次元に復元する。ワイヤーで表示している。
小物ならこれでいい。
少し、モノつくりの方法論が増えた。


ついでなので、従来手法の等高線の作り方もメモしとく。


ビットマップと等高線の2種では、やはりビットマップの方が格段に曲面の再現性は良い。

ファイルの「場所を追加」メニューから地形はダウンロードできる。
それの等高線も同じ手法が速い(これは等高面170枚を処理した)。
プラグインもあるがNCで地形モデルを作る場合に、パーツを振り分け配置する機能があるので、若干早い程度。
等高線は圧倒的に土座衛門方法(上の手法)の方が早かったのでメモ