2013年7月17日水曜日

薪ストーブをまじめに考える-2

昔の海外での設計手法(セントラルヒーティングがないころ)では、まずは建物の中に、火をどこに位置させるかからスタートしている。

暖炉と調理ストーブ。表舞台と裏舞台。小さな住宅でなくとも暖炉はとても重要だった。
精神性と実用性から、日本の床の間以上。

なんてことを考えながら、日本の現状の家庭で、みんなが居る居間の中で、目を向けている方向はどこなのだろう。庭かもしれないが、TV方向が圧倒的に多い。

多分、みんなが意識を向けるそこにカミさまがいて、背後に座敷わらしが居る。
と言っても、今じゃどちらも狭くて同居できなく、せいぜいどこかゴミ箱周辺に貧乏神だけが居残っているのだろう。そして、やはりゴミを貯めると貧乏神も強力。ウチのは、地下室全体がゴミ箱のようなものだから最強だと思う。 いや、その話ではない。

太古の昔から、火はその群れの中心になければならないのかもしれない。かと言って現状の住宅事情から、どこがいいのかと、妄想・落書きした。