2010年7月15日木曜日

Tiny House_CUBE-R45(防災ツリー型)

送信者 3DCG
雨による災害が続いているので、防災型のTiny House(狭小住宅)。4.5×4.5の1.5層。夫婦+子供2名のSOHO住宅。ピロティ部分はコンパクトカー2台の駐車場。500万程度には納めたい。



送信者 3DCG


蛇足だが、上2枚はsketch Upの2DCGで出力。
下はFree SoftのKerkytheaで作成した簡易アニメ。
カメラ方向が甘いのは、飛行タイプのウォークスルーを想定していなかったせい。

フリーソフトではjw_cadは普及したが、Sketch Upはぼちぼち。
その中でもKerkythea。どうしてこのレンダリングソフトを使わないのかなぁ。
Freeなのになかなか普及しない。
Sketch Upやautocadなどのモデリング以上に、マッピングとレンダリングは別分野と言ってもいいほど趣向性≒難易度が高いからなのかもしれないが、仲間がいないのはチョイ寂しい。

今では映画並みのリアルさを追及する事も難しくない。
それこそ実物と見紛う品質の物を描く事は出来るが、目的が建築レベル程度ででのリアルなレンダリングはクライアントの要望を過剰に刷り込みすぎる危険性も高い。色や光沢が違うなどと、主に質感に関することから起きるトラブルも多い。

それと照明器具の問題。実際の照明器具を詳細にシュミレーションすることも出来るソフトも有るが高価だ。そして、この段階では労多くて得るもの少ない。この空間はこの方針でデザインするとの段階なので結局は使われない場合が多く無駄なのだ。そして照明器具メーカーもそこまでの個別データーを揃えているところは少ない。

そして一般のレンダリングソフトも、照明は「嘘」のソフトが多く、嘘に嘘を重ねていくものだから出来上がった画像には、ほとんど根拠がない調整を加えられているのが実情。あらゆる視覚的要素のある芸術は、光と影とを根拠にしているのだがそれを表現するのは非常に難しいと言う事。

そんな調整を加える事からともすれば、質感も照明効果もレンダリングイメージの方が実物より上まわる事が多い。それは逆にトラブルとなる可能性が高くなる。

その防御として、提案する相手のレベルによって、ヘタレベルやインチキレベルの方が多くなってしまう。本気でこの空間を作りたいとの目標を共有できるクライアントは滅多にいないのが残念なのだ。

アニメの通常FILEのAVI形式だと200MG超えるので
フラッシュ形式(15MG)にした。

●Kerkythea Flash 簡易アニメ

Posted by Picasa

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