知り合い企業の薪ボイラーの基本構造はこんな風になっていた。
オレンジ色が心臓部。小型ボイラーたる基準をクリアすべく圧力や強度・変形などの考慮が成されている。
でもね、性能を云々される燃焼機関たるもの、この程度でいいのんか?と思ってしまったのだ。これでは確かに別付けのばい煙防止装置が必要になる。
さらに、燃料が原始的な「薪」だからなのか、その燃焼制御に関しては頭を捻ってしまった。ヤバイ虫が騒ぐ・・。
昨年秋ぐらいから、建築のインテリア相談でも、薪ストーブに関して機種の選別を頼まれていたのだけれど、お勧めできる物は非常に少ない。建築が気密になっている事から、燃焼方法が従来通りでは対応できないのだ。
同様に、この薪ボイラーはボイラー室自体が熱くなる。これはボイラーの熱が漏れていると言う基本的な所で、すでにイカン。熱源として管理できていない、そして危険だ。
で、この近辺にそう言う事に詳しい人を探してみるとこれが居ない。これは木材資源の町を標榜するにはチト寂しいし、みすみすそのエネルギーを見逃している事になる。「学」には居るのかもしれないが、以前この分野の助教から面と向かって「アンタ嫌い」と言われているので、とても畏れ多くて近寄りがたい。その理由はペレットネタの時、こんな事だった。