2013年1月25日金曜日

薪を少しまじめに考える-2

ドブレ
http://www.metos.co.jp/products/kamin/stove/dovre/ 
まずは薪ストーブを考える。海外には色々な薪ストーブがあって、レトロなデザインやモダンなものもある。

ただ、日本では「薪」と言うイメージから行くと、その好みから山小屋をイメージするのか、左画像の様なレトロなデザインを選ぶ傾向が多い。

それも十分わかる。そしてまた、海外製品はこのようなレトロな格好をしながらも、燃焼理論に忠実で高性能。行き届いている。


コンツーラ
http://www.metos.co.jp/products/kamin/stove/contura/
これはモダンデザインの薪ストーブ。あまり知られていないのかもしれないせいか、そんなに見かけない。高額でもあるしなんとFF式のも用意されている。


ところで、これらの海外製品は煙が無色になるほど効率的に燃焼する。燃焼速度は遅くはない。

薪ストーブ全般に言える事だが、薪ストーブは燃料を手動で継ぎ足さなければならない。
という事でのプロトタイプデザイン
つまりは、薪が燃え尽きてしまう時間間隔をいかに長くするかが課題。

その点、海外製品には10時間燃え続けると主張するものもある。(薪の質・大きさなどの条件で大きく変動する)


そして、気になったことは、日本の高断熱高気密の住宅に対しては、薪ストーブは早く燃えてしまえば高カロリーすぎるのではないかと言う事。

海外の高性能ストーブにしても最初はその性能を発揮するためにガンガン燃やさなければならない。

それはやはりロスでしか無いだろう。また、ストーブは今だに単なる暖房装置の範疇を超えていない。

薪関連を調べて思うのだが、日本のストーブってやはり数段遅れていると思う。下手をすると薪がぜいたく品?になってしまう製品状況なんだもの。また、建築の暖房設備のくせに、安全は建築任せだし、建築本体の実情や方向性とも一致していない。だから無用に趣味性の高いものになっている。

という事で、3枚目のこのような形になった。(詳しい機能や性能はあとで)
作る業者も決まってないのでどの程度までグレードを上げて良いのか決定していない。
ひとまず試験として、図面通り作ってくれればいいんだけどね。

おまけとして、オーブンを付ける。調理の臭いが家中に回るのを嫌う人がいるが、この形式のオーブンならその心配がない。だって、火があるんだもの何か焼きたいんじゃない?

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