2018年6月4日月曜日

これは、今ようやく使えるようになった20年前のVR技術。

この前FaceBookをゴマカシてパノラマ画像をアップしたのだが、世界中の360度画像の理論の原点はこのページ。
ここHelmut Dersch教授が1998年に研究を開始し2000年ごろ技術的にオープンにして定着したと記憶している。

こういうの。これは以前、鴨長明の方丈記による
方丈庵の室内を描いた。
パンニーニ図法(地べたや天空までのパノラマ 周囲360度上下180度)のパノラマは全てここから。各種のパノラマ写真、V-rayやpodiumなどのレンダリングソフトやビデオ。最近ではリコーなどの360度パノラマカメラも動画もコレを使っている。

つまりようやく一般化したので利用できる環境が整った・・という事だろう。実際、見る側でのスマホがこんなにも操作方法に影響して来るとは思ってもみなかった。当時は無かったから当然だがw
早くして逝った立原道造(詩人・建築家)の残したスケッチ
「ヒヤシンスの家」2013年に描いたもの
あの頃は色々やってようやくこの画像までたどり着いたのだが、実際にwebに乗せると非常に重く使い物にならなかった。通信回線速度も多分に影響してたが、画像が最低でも2000×1000ぐらいないと絵にならない。またhtmlごとにjavaも使用してたのが今やそんな心配もない。

パノラマ画像は写真やフォトリアリスティック画像だけではなく、sketchupの生画像でも行ける。その方がずっと軽く輪郭も明確なので作業打合せなどに都合がいいはず、と思い立ってどうやって作るんだったけ?と記憶をひも解く。VrayとPodiumなどのレンダリングソフトではこれをポンと作るが、自分専用のweb上ではなく更にJavaを使わず画像にするには一手間いる。作り方をすっかり忘れてるんだもんなぁ(笑)
 
で、色々調べているうちにさすがに20年近く前の話なのでブツブツリンク切れでようやく教授のページにたどり着いた。ちょっとづつ思い出したので、まぁなんとか行けるでしょう(笑)

今日はこの辺で勘弁してやる。


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