入り口の水槽 |
土曜日昼過ぎ、友人から電話があった。
これから温根湯に行くという。
フォーラムがあって、水族館に行くということで一緒に行かないか?との誘いだった。
まぁ、犬と遊ぶ程度しか用がないので気分転換に行く事にした。
車の中で概要を聞くと建築士会のまちづくりフォーラムなんですと。
なんだか沢山いた。 写真のピントは右上の魚に合わせた・・んだっけ? |
そんなのにはここしばらく出てないのと席もないだろうから隅っこで座敷わらしをする事にする。
と言うことで、水族館を見学。
客を集団で睨むイトウの水槽 女性の横顔を撮りたかった |
その後、フォーラム。うーむ・・。
行政からの温根湯まちづくりに関する報告と説明。
道東幕別での活動紹介。
地元まちづくりグループの観点。
各地の活動事例と方法論。
若者・よそ者・馬鹿者が必要。
みんなこっちを見るイトウ |
ちょっとだけ発言させてもらった。
いわゆるまちづくりは事業であるから、利用できる資産を明確にして置かなければならない。その利用出来る資産は4つある。
1.社会関係資本(民間の持つ活力や継続力モチベーション等)
2.体力的資本(地域が持つ基礎体力・文化など)
3.客体的資本(地域が持つ外的交渉力・導入できる文化など)
4.制度的資本(いわゆる行政力など)
冬は氷が張る。その下の魚の様子を見せる水槽。 |
1.人間関係
2.互酬性
3.信頼関係
4.規範・ルール
--面倒なので省略した内容--
2.互酬性の意味は、誰かに何かをされたら、お返しやまた他の人にも世話などをしてやるという社会的人間関係のこと。「結」や「贈答返し」など、拘束されない貸し借りを通じていろいろな出来事で得た物を共有していく事。興味があれば検索してください。
この場で説明するのを忘れたのだけど、まちづくりとは、いわゆる行政学で述べられる「自治」以前の「自治行為」だと考えている。自ら治める基本なのだが、どうやら行政も含め今の日本人はそのやり方を忘れてしまったのだと思う。だから今ごろ「まちづくりフォーラム」なのだろう。
平たく普通の言い方だと、ヒト・モノ・カネ・チエ・モチベーションの5つは当たり前に必要。あとは対話・信頼・報酬(報酬は金に限った訳ではない、適切な社会的評価も報酬。さらに公務の本来的意味・ボランティア行為をよく理解すること)。
よく言う、楽しんでやるとか勢いとかは、上手く言ってこその感情。それが目的であってはならない。さらに「とにかくやってみる」の論法は少々稚拙。上手くやる技術は必要だ。マトリクスに考えれば誰でも参加プログラムを理解できる。いや自分たちでその方法論を組むのがイイに違いない。
------終--
時間もあまりないので互酬性の解釈は「参加する人お互いが得をしなければならない事」とした。
とかく、まちづくりの官と民との間にはギャップがある。それは行政側のまちづくりは4.の制度的資本、つまり公的資金の手当てをやっているだけが多い。予算付けをして消化して終了。一方民間の方は社会的関係資本のみで動いている。つまりは仲間内での活動に終始しがちになる。(案外問題なのは、自分たちはやっているとソノ気になっていること。)
まちづくりには、みんながそれぞれ立場によって役割がある。自分がどの分野の何の資産を使っているかでその方法論も違う。ソコのところをお互いに認識しあわなければ食い違う。そこがネックになってしまう。そこをきちんとコントロールすることが必要だと思う。(相手の手法を知らない事から行き違いが派生することが多い。知れば武器。)
最初の頃、寝ている人は居ない・・多分。 |
例えば自分が数人の社員がいる経営者だとする。何か大きな仕事が来ると、手に余ると言ってすぐによそ者を導入すべきだろうか。まずすべきは事前に自分の社員の能力を向上させる事だろう。内部の能力を伸ばしてこそ良い経営者。
社員の能力を適性に評価・向上できないのはダメ経営者と自覚し奮起すべきなのだ。(あるいはやめて交代。支障は自分と気付くべき)
地域に関しても同じ。地域内資産に関して適正評価してこなかったことに気が付かなければダメだと思う。幕別はその点非常に上手く気が付き掘り出している。
このようなことを喋った。アドリブなのでよく覚えとらん。
うーん・・良かったのか悪かったのか、それよりも伝わったのか・・。
少しサムイ・・・。ま、いつものことか・・。
宴会の乾杯。乾杯の音頭を撮っている人が 手しか写っていないのはイヤガラセではない。 写真を撮っているので僕は居ない。 |
奥さんに許可をもらって参加することにする。
財布も持って来てないので立て替えてもらった。
懐かしい顔にも出会えたので楽しかった。
結局宴会のメシ代も友人持ち。
ごちそうさまー!!
PM9:00に北見に帰る女性に送ってもらったが、そのあとバタン!
弱くなったなー。
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