2012年10月18日木曜日

何で、こうも・・・おばかなのか・・・。


仏国営放送の表現に日本政府厳重に抗議。それを焚き付ける日本のマスコミ。日本をナメていると怒る国民・・・・・お馬鹿です。

もう、一番言いづらいところから片付けると、もちろん日本はナメられている。しゃあないんだ有色人種なんだから。彼らより貧相だし(彼らの価値観で)。
だから、その上でどう対等に付き合えるかが智恵なのだ。


フランスおよびヨーロッパ圏は人類の文化の発信地との自負がある。
それが彼らの勘違いで有っても現実に思い込んでいるのだから、それはそれで認めるとする。文化に造詣が深いからこそ他国文化にも一目置いているのは確かなのだ。そして、彼ら自身の文化的自負を維持するためには、それ相応の努力も惜しまない国でもある。そこんとこ日本とはちと違う。

近代美術史においてヨーロッパに多大な影響を及ぼした日本文化は、彼らが長い間積み上げた文化が行き詰まりを見せた時、大きなヒントと衝撃を与えた。つまりは平たく言うと「見る目がある」のは認めよう。(マンガを通じ日本文化をさらに導入してもらってるし・・。)

さてと「日本をナメている」とは、日本人の考え。今更・・・不自然なことを言うな。
じゃぁ、日本人は他国に対してそれに該当する感情を持っていないのかと言うと、まるっきりダメ。欧米かっ!?のギャグの裏には高く評価する国と低く評価する国がある現れでもある。

国でも人間関係でも、関係が密なところから高く評価するのは自然の習わし。ヨーロッパから見てアジアの小国、日本での原発事故は庶民にとっては関心度は低いのだろう。

だからこそ日本の姿勢として「我々は真剣になってこの原発事故の後始末を行なっている」との発信は政府が常日頃やるべきこと。

フランス人がそう受け止めていなかった事は、コメントした個人の資質にも依るだろうが、世界的に重大な事故を起こした事に対して、日本がその真剣さをアピールできていない事でもある。つまり政府が厳重に抗議したと言うのは、まるでそれが出来ていないことの証拠なのだ。

日本のマスコミ達、向ける矛先が間違っているだろう~?。

某隣国達の対外報道は、主に国内世論操作目的であることを日本人はよく知っているはず。今回はそれを日本政府が行い、踊らされる国民。 ああ、某国と大差ないのかと恥じ入る。

褒めた表現がわるかったダケ。(あえて「ダケ」と言う。言葉での「ダケ」の軽さは福島原発事故の重さとは関係がない。)むしろ、日本の噛み付き方が作為的で、さもやっているんだ見たいなぁ、アリバイ的報道へのリークにいやらしさを感じる。

文化の先進国は、人道的かつ尊厳を持って迅速に事故処理や復興を行なっていればそのような揶揄はしない(と信じよう)。それよりも、噛み付きクレーマー的圧力で言われないようにしたい、日本のゴロツキと、そうせざるを得なかった背景の方が問題だろう。

自分たちが出来てない事の「八つ当たり」で手柄立てたつもりになるんじゃねーよ。
自分たちの不手際で招いた事を、さらに福島県周辺住民とフランス国営放送に謝れ。

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