2016年5月24日火曜日

Sketchupの当初の魅力

タワゴトなのだが、主な業務にautocadを経て3ds maxとvrayを使っていた頃、google Sketchupを知った。

今作成したファイルを見ると 1996から2012まで 3ds maxを使っていたようだ。
ちなみに最後に描いたものはタバコのパッケージ(ショートホープライト)が更新された時のが最後。

3ds maxはcadとの互換性も良く僕には使いやすかった。
なぜ、使わなくなったかと言うと、Auto deskの戦略が嫌らしすぎたから。

これらの図形に関するソフトを使いこなすにはそれなりに修業にも似た努力をしなければ使えるようにはならない。そして安価ではない。

  • 余談  jw_cadは当時公務員だった清水さんら3名が努力して作り上げたもの。開発当時でのNiftyはそれはもう楽しかった。当時色んなcadユーザーの意見が反映され、独自のcadになって行った。これは日本の建設技術向上に非常に貢献した。
  • それに比べ、当時のcadメーカーは組んで何をしたのか。自分達の技術の研鑽をするのならばまだしも、けっしてそうでは無い。
まぁこの業界に関しては取り止めも無い思いが沢山あるのだが、とにかくA社のような自社の利益の為に臆面もなく業界をクローズさせるような体質だけは真似て欲しくない。


安価ではないし習練が必要な図形ソフト。A社は将来の収益に向けて学生段階からの技術的な青田刈りをやり始めた。それは事業的にはうまい手なのだが、とんでもない囲い込み。学校側も教材としての経費が浮くとして尻尾をバタバタさせて採用した。

一度刷り込まれたソフトから抜け出す事が難しい事を利用して、またそう言う風に仕向けて(教員まで取り込んで)、将来の打ち出の小づちシステムを作った。その上良いソフトを作っているライバル会社を買収しては塩漬けの繰り返し。今の業界の趨勢はそれが背景にある。

技術向上に貢献しているのではなく全くその正反対。業界標準だと?冗談じゃない。閉鎖させそれにアグラをかいたやり方がイヤラシイ。

そう言う中、オープンなgoogle sketchupが現れた。もう当然世界中の3Dオタクはjw_cad開発時のような様相でプラグイン作りに取り組んだ。周辺アプリを作る言語でも、あのA社のLispとは違う日本のRubyが頑張っているのもうれしい。また、技術的先を見越したCOLLADA(xml)のdeaやkmzなどが扱える。そうした「(自称)業界標準」にうっすら背を向けているのも頼もしい。


まとまらん(笑)

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