2013年10月28日月曜日

世間話:ハイヒール


たまに出かけて、街角でハイヒールを膝を伸ばしてさっそうと歩いている女性を見ると、来てよかったと思う。
一番心惹かれるのはこう言うプレーンなハイヒール。ゴチャゴチャさせてはイカン。










ネットで靴のファッションの動向を見ている時(いや、そう真剣に見ていた訳ではないが)、フトそういえばハイヒールを履く女性を見る時、ネコっぽく感じる事が多い(ネコに似ているのではなく、ネコにあるような媚態・所作・コケティッシュ)と思った瞬間!

左の図を思い出した。

指向性歩行の動物の歩き方。肉食系動物の歩き方で、犬猫の足と言ったら判りやすい。

人間も、こそっと足音を消して歩く「忍び足」の時、踵はつかない。

哺乳類動物には蹠行(しょこう)性歩行動物=踵を着いて歩く=人間と、蹄行(ていこう)性歩行の動物がいる。蹄行性は主に草食動物、馬牛鹿羊など、蹄があって足の早い連中。


ハイヒールをデザインした人は、一体誰なんだろうと思いwikipediaを見ると、紀元前400年前ギリシャから。目的は足を長く見せるためだとある。

なんだ、シークレットブーツ(死語)と同じ目的かと少々残念。肉食獣のような「しなやかさ」を求めたのなら、スゴイデザイナーだなと思ったのだ。

そういえば、立っている時には多少それが感じられるが、歩き出すとほとんど化けの皮が剥がれてしまう。いわゆるモデル歩きも相当不自然、むしろ街の中に極わずかだが綺麗に歩く姿を見かけるのみ。

仕方がないのかなぁ、骨格が違うのだから・・・。CGならもっと良い歩き方を発見できるかもしれない。でも走行性を重視するスポーツシューズのデザイナーは、骨格のどの辺の事をターゲットにしているのだろうかとちょっと気になる。

なんてことを考えていると色気もなんにも感じなくなってしまった。

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