2018年5月19日土曜日

Sketchup 断面平面コンポーネントテクニック

描いた3次元を2DCADを使わないで図面化まで行ってしまおうと考えてる、設計事務所な人向けの話。

図面化には絶対必要な断面平面のテクニック。
知る限りでは海外例でも一貫性を持っての図面化は紹介されていないのでメモします。
断面平面はsketchup上で、管理が厄介なものの一つ。これをきちんと管理しているかどうかで後の図面化作業に大きな影響が出ます。


断面平面もグループ化コンポーネント化・レイヤ分けが可能なので、図面化にする用途の断面平面をコンポーネント化します。この例は4面展開図・平面・天井伏図の6つの断面平面をまとめたもの。

各室展開図の時、各室コンポーネントの中に、このコンポーネントを室内空間の中間領域(XYZ共)位置に投入したのち分解。分解しないと親(目的)コンポーネントを図面化出来ません。

コンポーネント中心部のAroowは位置合わせの為と、このコンポーネントの形状保持用なので専用レイヤ。配置が終わればoff。
RoomNameはテキストレイヤ。室名をここに入れておくと全方向きちんと表示されるので平面・展開・断面どの方向にも表示できる。Layout で書き加える必要もない。
6面の断面平面は、専用のsectionレイヤ

各室コンポーネントに、まとめて落としたこの断面平面群は、アウトラインで操作すると混乱しません。

断面平面も階層的に使う事で、管理&効率が上がります。

判る人・極めたい人の為だけのメモでした(笑)

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