2011年11月24日木曜日

Autodesk 123D のCADプログラム

サンプルファイル

天下のAUTODESKもgoogleのsketchupの台頭で方向転換。

今のところ123Dは無料。このシリーズはCAD系ソフトと写真からの3Dスキャナ、粘土細工、スライスしてモノ作り(ここでやったライオン像シリーズと同様手法)の4つ。いずれ有料化になるのだろうね。

スライスするソフトはいずれ有料と言ってるので面倒。試していない。

昨年インストールしていたのを思い出して使ってみた。
そうですか、これはかなりキテますね。

今までのプログラムにあわせて物を書くという感覚から、モノに合わせてのコマンドを配列したという感じです。

機能そのものはACADやMAXと変わりないのだろうけれど、今までのCAD操作とはちょっと違う。CADは図学の延長だったけれど、バーチャル空間に直接3次元のモノを作っていく感じ。

例えば書いた形状の物性をその場で定義していく。今までは形状のみだったのに比べ手間や知識は倍加していくのだろうが本来そうあるべきと期待してしまう。

今はテクスチュアだけだけれど、いずれ物理データーも加算されていく・・?。すでにライバルはその次元に来ていると煽りたい。



catchで写真から3次元を読み取り
メタリックの輪っかを書き込んだもの


元々3Dのモノを便宜上2次元化してきた図学。3次元で行けるんだからもう、やめちゃえば! そう思い続けてきたのでこういう感覚は歓迎です。

ただし、「図面」というモノでの慣習手続きがあるので一気にはそれは出来ない。そういうところだけは保留しておいて、現場はこっちの3D系統のソフトに移行していくと思われる。

しかし、この会社はライバルを減らすために色々と買収するのがイヤラシイ。市場独占化戦略もほどほどに・・。

そんなAutodeskの殿様商売には今まで積もる思いがあったけれど、良きライバル(google sketchup)が出てきて本当に良かった。(ちょっと遅かったけれど)

さすがにgoogleは買収できないだろうけど。このソフトの操作方法、Sketchupをかなり意識しているところを見ると、ユーザーの取り込みを目論んでいる。

いやーこの勝負の行く末は面白い。 sketchupからはそう流ないだろうけれど機械系CAD分野からは来るかもしれない。 PTCもぐわんばれ。(NPO時代にちょっと世話になっている)

それに比べて日本製のパッケージCADメーカーは、革新的な動きはないなぁ・・。
注目したのは一般工務店向けのCPUとNECでやっているクラウド型支援CADのJHOPぐらい・・。
ここでは従来の工務店での設計スタイルのソフトを無料で提供している。

昔ちょっと関係していたので言うが、工務店向けの設計をしている人なら試す価値ありと思う。
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