2012年7月7日土曜日

数カ月ぶりの建築CG


久々の建築ネタ。数カ月ぶりのCG。

なぜかこういう形が流行している。 いや。そう感じているのは僕だけなのかもしれない。とにかく世界中の建築マガジンでよく見かける。



幾何学形態を、バコッ!と切って断面を見せているような・・・。
そんな代表例として描いてみた。

木造でもこのカタチは可能だろうかと計算してみたが、やり方次第で大丈夫。
(形を真似ただけでは危険。必ず構造計算をしてください。)

強度はOK。
単純な形だが、でも経済的にはコストダウンにはならない(通常の工法ならば)。

フラットな屋根は施工面積は最小なのだが、とても気を使う。雨や換気や断熱に防腐など、色々と不利な点が多い。

特にこの形態はこの地方では、他の地方に比べて、それ相応の材料学的ノウハウが必要になる。
 7.2mの無柱空間は気持ちがいいが、構造計算はかなり面倒な状況になってくる。

まぁ、5.4mぐらいに留めるのが吉。

火気を使用するならそれなりに対処。
 構造柱間はそのまま収納スペースとなる。
この場合棚にしている。
 この中庭の壁と屋根はレールの上をスライドして全開放される。この地方の冬の間には快適な温室となる。

雪? Blogにつき、そこの処理はないしょ。
 このモデルには台所も浴室も書いていない。どこに置いてもいいのと、先入観で縛られないようにという理由で。


外が暗いと合わせ鏡状態なのでトンネルのように見える。
夜の風景。今見える光は全て間接光。実際にはもっとキラキラ照明がつくんだろうね。


ところでなんで流行っているのかと言うことなのだが、想像するにデザイナーの3D幾何レベルと連動している・・と言っては怒られるだろうか。



ま、炎上しても面倒なので、描いて見た、という事でオシマイにしておこう。

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