ずっと普通の物ではない物を揚げてきた。
ところで実際の建物例は無いのかと・・。
これが困る。
一般の建設関連に携わる人ならば、作品例などと実績を掲載するところなのだろうが、僕はそれはやれない。
と言う事でこれはモデルプラン。掲載しない理由はこの先に続く。
僕は、個人や企業の財産や趣向・戦略などが類推できる内容は、極力公開すべきではないと考えている。
他の設計屋さんの作品?集が普通に通用しているのを見るが、他の業種の場合ならどうなのだろう。医者が腕の良さを見てもらうのにカルテを公開するか、弁護士や税理士が担当した件に関し記録を公開するのか。そのような「委託業務契約職種」には業務上知り得た内容には守秘義務がある。
しかし、建築家だけはそれが許される・・??おかしな話だと思う。
長年やっているはずなのだがこれには僕の中では整理がついていない。だから今まで作品例などを他の客(無関係なのだから)に見せたことがない。ただ口頭で、あれは僕がやりましたと言うだけ。
ただ普通の建築が描けない、と思われるのも恐いのでTiny_houseの一例。僕がずっとプランニングし続けているTiny house(狭小住宅)は、住むことも出来れば店舗等のジャンルにも転用できる物。これはSOHOを想定したデザイン。
6.4m×4.7m(テラス部分を含め)車庫よりちょっと大きい程度。本当の目的は在宅医療空間として展開できるもの。もちろん本来は「離れ」ではないほうがよいに決まっているのだが、既存の住宅事情でそれが出来ない場合どこで?と言う対策。
1995年頃かな、団塊の世代が老年期になるとき医療環境は最悪となるということを知った。(それが今から始まる。)
政治はその課題に対応できるのか(結局出来ませんでしたね。)、果たしてどこで医療を受けるのか(当時より状況は悪くなっているし・・)、その対策に建設業種に出来ることはないのか、そう考えたのだが行き着くところは、(暗愚政治の連続で)小物のシステムでしか対応できない、あるいは対処療法しかないとの結論に至った。それがTiny_houseをずっとプランしている理由。
最大手ハウスメーカーに直訴した事もあった(政治に影響を与えられるのはやはり大手・・)。しかし社長交代劇があったので、社会的意義や真意が継承されなかったのと、関係する制度設計機関への働き掛けや、こちらの物流やリース分野のアイディアを準備しないまま、目先の数字・売らんがために即商品化して見事失敗。
まだその需要が無いのに先走っちゃって・・・馬鹿です、ハイ。いずれ出てくるけどネ、インフラの根拠となる制度設計元の国交省・厚労省共に動かず、未だ無策なので、ただの建築商品なんだろうな。
そして今(あきらめもあり)、まぁ、そんなに深刻にならずスペースだけは確保し、とにかく楽しんでおこうと言う路線に落ち着きつつある。と言う事でおかしな庭など作らずに(作ってもいいけど)、敷地の片隅で道路とのアクセスの良い所の離れを想定した例。
内部空間。狭い中にも収納や格納型ベッド・バストイレ・キッチンのオマケ付き。
このキッチンは幅1.65mしかないが、実容量120Lの冷凍冷蔵庫・電子レンジ(HITACHI-MRO-GV300)・コンロ(Panasonic_KZ-HS20AP)・食洗機(Panasonic_NP-45コンパクト)と調理家電4台収納と3~4名程度の和洋中&付合せ類食器棚と必要十分な調理器具の収納がビルトインされている。これらを整理解決するには時間が掛かった。
しかし、陶器が好きと収納のことを考えずに見境なく購入する人や、料理の工夫がない人には向かない。レンジのマニュアルをきちんと読む人とか、手持ちの小麦粉の種類と量がイメージできているような人向けだ。今風に言うと smart & cool な人 ネ。
奥には車椅子が回転できるバスルーム付き。これも結構大変だった。
手前のSOHOデスク、27"デュアルモニター(視野角45度内に設定、文句あるか)と他の家具と寸法が合わなくて邪魔なA3プリンターFAX複合機(何でプリンターメーカーは置きにくい設計するのかなぁ)がセットされている。
空間が小さければ小さいほどきれいに治めるのは難しいとつくづく感じる。12帖ほどの室内に机を置いただけなんだけどね。
それと、今はどこでも禁煙。面白くないので腹いせに、この建物ではタバコとネスカフェ赤カップは標準仕様にした。(小さいのでわからないか・・)
相変わらずクドイ設計はやっている。仕事を載せない理由も書いた。もうやめたのか?などと言わないでくれ頼むから・・。
ところで実際の建物例は無いのかと・・。
これが困る。
一般の建設関連に携わる人ならば、作品例などと実績を掲載するところなのだろうが、僕はそれはやれない。
と言う事でこれはモデルプラン。掲載しない理由はこの先に続く。
僕は、個人や企業の財産や趣向・戦略などが類推できる内容は、極力公開すべきではないと考えている。
他の設計屋さんの作品?集が普通に通用しているのを見るが、他の業種の場合ならどうなのだろう。医者が腕の良さを見てもらうのにカルテを公開するか、弁護士や税理士が担当した件に関し記録を公開するのか。そのような「委託業務契約職種」には業務上知り得た内容には守秘義務がある。
しかし、建築家だけはそれが許される・・??おかしな話だと思う。
長年やっているはずなのだがこれには僕の中では整理がついていない。だから今まで作品例などを他の客(無関係なのだから)に見せたことがない。ただ口頭で、あれは僕がやりましたと言うだけ。
ただ普通の建築が描けない、と思われるのも恐いのでTiny_houseの一例。僕がずっとプランニングし続けているTiny house(狭小住宅)は、住むことも出来れば店舗等のジャンルにも転用できる物。これはSOHOを想定したデザイン。
6.4m×4.7m(テラス部分を含め)車庫よりちょっと大きい程度。本当の目的は在宅医療空間として展開できるもの。もちろん本来は「離れ」ではないほうがよいに決まっているのだが、既存の住宅事情でそれが出来ない場合どこで?と言う対策。
1995年頃かな、団塊の世代が老年期になるとき医療環境は最悪となるということを知った。(それが今から始まる。)
政治はその課題に対応できるのか(結局出来ませんでしたね。)、果たしてどこで医療を受けるのか(当時より状況は悪くなっているし・・)、その対策に建設業種に出来ることはないのか、そう考えたのだが行き着くところは、(暗愚政治の連続で)小物のシステムでしか対応できない、あるいは対処療法しかないとの結論に至った。それがTiny_houseをずっとプランしている理由。
最大手ハウスメーカーに直訴した事もあった(政治に影響を与えられるのはやはり大手・・)。しかし社長交代劇があったので、社会的意義や真意が継承されなかったのと、関係する制度設計機関への働き掛けや、こちらの物流やリース分野のアイディアを準備しないまま、目先の数字・売らんがために即商品化して見事失敗。
まだその需要が無いのに先走っちゃって・・・馬鹿です、ハイ。いずれ出てくるけどネ、インフラの根拠となる制度設計元の国交省・厚労省共に動かず、未だ無策なので、ただの建築商品なんだろうな。
そして今(あきらめもあり)、まぁ、そんなに深刻にならずスペースだけは確保し、とにかく楽しんでおこうと言う路線に落ち着きつつある。と言う事でおかしな庭など作らずに(作ってもいいけど)、敷地の片隅で道路とのアクセスの良い所の離れを想定した例。
室内全体 |
このキッチンは幅1.65mしかないが、実容量120Lの冷凍冷蔵庫・電子レンジ(HITACHI-MRO-GV300)・コンロ(Panasonic_KZ-HS20AP)・食洗機(Panasonic_NP-45コンパクト)と調理家電4台収納と3~4名程度の和洋中&付合せ類食器棚と必要十分な調理器具の収納がビルトインされている。これらを整理解決するには時間が掛かった。
しかし、陶器が好きと収納のことを考えずに見境なく購入する人や、料理の工夫がない人には向かない。レンジのマニュアルをきちんと読む人とか、手持ちの小麦粉の種類と量がイメージできているような人向けだ。今風に言うと smart & cool な人 ネ。
奥には車椅子が回転できるバスルーム付き。これも結構大変だった。
手前のSOHOデスク、27"デュアルモニター(視野角45度内に設定、文句あるか)と他の家具と寸法が合わなくて邪魔なA3プリンターFAX複合機(何でプリンターメーカーは置きにくい設計するのかなぁ)がセットされている。
外部近間から内部を見る |
それと、今はどこでも禁煙。面白くないので腹いせに、この建物ではタバコとネスカフェ赤カップは標準仕様にした。(小さいのでわからないか・・)
相変わらずクドイ設計はやっている。仕事を載せない理由も書いた。もうやめたのか?などと言わないでくれ頼むから・・。
0 件のコメント:
コメントを投稿