2015年2月5日木曜日

今、寒冷地向けの方丈庵を考えたら・・

昨夜はこの辺では、-26度になったと言う噂を聞いた。

もし、今現在時点で、この日本で一番寒い地方と分類されているここで、あの「方丈記の方丈庵」を建てたらどんな風になるか。とっても無謀な妄想をしてみる。

まぁ、あの頃の暮らしの知恵を忘れた現代人。道具やモノは増える一方。
当然戻るわけには行かないがそれなりに切り捨てる所を切り捨て考えてみた。

キレイとかげいぢつ的とかスゴソウとか、そう言うかっこつけるジャンルとは別です。(笑)



サイズは壁芯で3.15m。立方体。
つまり9.92m2。という事で、建築確認申請が要らない大きさ。
方丈庵は移動する建物。 この建物もプレファブで分解する。
基礎工事は設置が楽な4本のワイヤーアンカー。
それに免震装置が乗る。いわゆる生コン工事は不要。


一般的な大きさで言えば6帖の広さを正方形にした感じ(方丈庵にのっとり)。
その中に

  1. トイレ・シャワー・洗面台
  2. キッチン・冷蔵庫90L・食洗器・電子レンジ・IH2口
  3. TV・AV関連棚
  4. 可動テーブルセット&収納ベッド(来客用セミダブル)
  5. 書斎等ワークスペース
  6. セミダブルベッド
  7. ワードローブ

等がある。

無いのは浴槽と洗濯機。(置けない事は無いけど・・)
(毎日行う事と限定した。それらは銭湯とかコインランドリーとか・・)

省エネ性能は、勿論極寒冷地向け。その辺の住宅には負ける気がしない(笑)。
開口部はトリプル以上のクワトロ性能の窓(試作を計画中)。
このトンガリ屋根が無いタイプは確認申請が要らない。
常識外れだが、小さくてもきちんと暮らせる建物を想定。
まぁ表現はふざけているが、この案のコピーは必ずどこかで誰かがやると思う。ww

まだベイマックスを見ていない。観なきゃ・・・
足元の黒い球が「お団子型免震装置」
TVは42インチで描いている

背面に収納ベッド格納。頭がぶつかりそう?
そんな座高の高い人はいない。

キッチンは通常より天板が高く92cm。

ロフト(トンガリ屋根が無い場合は天井高1.4m。
イスに座って頭がぶつからない高さ。ちょっと余裕があるはず。

ギブソンのギターはついていない。ワークスペース。

下を見る。

こう言う広さ。下側には幅2.5mのワードローブがある。

普通、この大きさならば4帖半。それよりもウッスラ幅が広いだけ。
国際的にTinyHouse(その中でもこれはMicroHouseのジャンル)は色々と開発されている。

これは少し毛色を変えた。
一般にはベッドを折りたたんで居間にするなど空間の共有が多い中、これは来客家具関連だけは収納しているが、物が出ている。(仕舞えばしまえるのだが、それはレイアウト上の最後の手段)
スペースセービングに関して計算しつくした結果のレイアウト。

さぁて、コスト・・。いくらならOKなのかな。国産車一台分でどだ!
幅があり過ぎる?(笑)

---------------追記-------------


僕は乗ったことが無いのだが、実は居間のこの部分は飛行機のファーストクラスのサイズ。この図はその機能の主要部分だけを入れ込んでみた図。ベッド(椅子)・可動テーブル・AVキャビネット・飲み物サービスカウンター・個室化にするための間仕切等。

この種の建物は「狭い!」と最初から拒否反応を示す人が多いのだが、狭くても快適であればよいと言うのが、僕のTynyHouseの趣旨。

そう言う人への説明の為調べた結果、装飾や仕上げは別にして空間機能は世界で一番研究されていると思われる、一番座席区画がはっきりした、ANA国際線ファーストクラスのサイズを少々上回るスペースを確保している。ANAの場合ベッドサイズはシングルだが、これはセミダブルサイズ。頭上空間も150cmと15cm高い。(機内では間仕切りなので天井は解放)

ファーストクラスのサイズは約5名分だが料金は10倍以上。往復でこの家は買えるんだろうな・・・(笑)。

ちなみにこの建物の大きさはここの建物は2.4m角。約450万。(一番有名どころ)
60cm違えば内部の広さは全く別。参考1 参考2

この案と同じ大きさのマイクロハウス 

仕上げ・質感はコストで決まるので今のところは考えない。




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