2015年2月14日土曜日

最近昔の話ばかりしている(笑)

機械のメンテナンスをしながらそんな事を思い出している。
古いデーターが残っていると、それを最新のソフトで見てみたくなる。



しばらく更新していないソフトがありそれを動かしてみる。
そこでまた愕然とする。数年サボっていると、ソフトの能力は格段に上がっている。
膨大なチュートリアルビデオを見ると知らなかった事が山積みなのだ。
光子密度やそのエネルギーが写真や見栄え、もしかすると性能に関係してくるとは・・(笑)

以前にはそう言う参考にするモノが無かったので、自分で試行錯誤してソフトの能力を身に着けたものだが、今や違う。ソフトをマスターするのに、以前の何分の一しか苦労する必要がない。これは楽だ。(語学の必要性を痛切に感じるが・・)

そして、以前のソフトは手作業を機械化したに過ぎなかったのだが、今は機械にしか出来ない事を追及できるようになった。

つまりは、アナログを置き換えただけから、デジタルでしか出来ない事をアナログ化して、返してやれる状態。この時期はいずれ来ると思っていたのだが、この転換期はいつ起きていたのだろうか。どうやら見過ごしていたようだ。SNSやっている場合ではない(笑)

改めてみると、まだ建築は現実の物理的な制限からアナログの範囲にあるが、アナログでは気づかなかった事がデジタルで発見される場面に来たようだ。今までの建築学では気づかなかった事がこれから克服すべき主要な課題になるのだろう。

過去に幾度かこう言う気持ちになったことがある。
ドラフターからキーボードに換えた時。
パソコン通信ホストを自作webサーバーに換えた時、
HTMLページからCMSを作り上げた時、
データー共有化のために業務ソフトや数万のデーターを有料ソフトからフリーソフトに変えた時・・。
その運用システムやBIMを作った時。

それらの時は、黙ってチャレンジしていたし、クリアする自信があったし出来た。
でも、今回は年齢もあって宣言しないとくじけそうな気がする。
多分役に立たない。 世の中、功利主義がはびこって「そんなものは存在しなかったのと同じ」と言う価値観。まだその必要性が認知されてない今、ズバリその範疇に入れられる。(笑)

あー時間がないなぁ・・。

0 件のコメント: