2015年3月24日火曜日

相棒採用?? (バディ雇用形態の提案)

漫才では2人で一つの演芸。ボケ・ツッコミなどの役割分担がある。
その役割で、色々な話題を斬っていく(最近は違うみたいだが・・)

企業が求める人材は個人能力を対象にしたものだが、処理能力を求めるのであれば、漫才のように一組単位で採用と言う発想にならないのかな。

僕自身を振り返ると、いくらスキルがあっても個人の持つ時間は「おひとり様」なのだ。何よりも問題なのはモチベーションの維持。これはとにかくツライ。
脱サラしてそれが自分の問題なのだと気づいた時、悩んだ。

それまでの元の上司や経営者・信頼できる同業者・異業者、それも複数名に「僕のマネージメントをお願いします」と、あちこち出向いて頭を下げた。意見を言ってくれる人が欲しかったのだ。 結果?そんな奴おらへんわ~(ちっちきちー) だから相変わらず自分のマネージメントはできていない。(笑)

個人の能力は環境が有って発揮できるもの。 (雇用形態の提案)
採用企業は環境を用意するかあるいは、企業に有った枠・やり方に、採用された者が慣れろとするのが普通だが、パートナー単位での採用は、その環境をすでに持っていると見ていいだろう。企業側はそれを用意するリスクは減らす事が出来る。

利点はまだある。複数単位ならくじけにくいと言う事。得意不得意の能力の補完。自動的な役割分担などなど。欠点は小さいグループにこもりやすい事など、多少のいざこざもあるかもしれない。だがそれらは目的遂行の為には必然の物だ。

「成果主義」。安倍内閣は、竹中平蔵に騙されてそのような方針で行くようだ。
しかし「成果主義」で行くならば、その雇用形態は上記の「一組雇用」も検討されるべきだろう。

竹中はどのように考えているかは知らない(どうせただのピンはねだろう)が、「成果主義」なる物の実際は、企業側では「目標達成評価」を具体的にかつ厳密にしなければならない。いい加減な「成果主義」は企業の方便になってしまうからだ。(竹中がもくろむ所もそれに違いない)

その様に煩雑な事務となる時「一組採用」は評価しやすい。そして成果主義の評価をより正確にするための労働者側の防御策でもある。

また、採用される側も誰とチームを組むかで能力を調整する事も出来る。
最少単位(一人)+1からの切磋琢磨は、各人の潜在能力を引き出す有力な手段だと思う。

2015年3月12日木曜日

iPAD iPhone 用スピーカー

たまに音楽を聴きながら仕事をしたいときがある。昨日はそんな日だった。



世の中にはこんなのや


こんなのがある中、

お金が無い(これらは数万するのだ)のと、その気になったらこう言う系統の物はすぐ作れるので、別な簡単な手法でiPADmini用のスピーカーを作ったのだが、御多聞に漏れず低音域が弱い。
上のだって同じような物だ。う~む・・・たかがBGM用なのだが何だか不満だ。

ヘッドホーンと言う手もあるがウザイ。
パソコンのスピーカーシステムつないでみたが、ウーハーを外しているので、カシャカシャ言っているだけ。

それらよりも、時間をかけずに作ったスピーカーの方が明瞭に聞こえる。
そこで、少し本気を出して(エンクロージャーがどうこうというアレ)改造すると、意外や意外。案外イケる。

元々そんなに音量を上げるつもりが無いのね。iphoneで言えば中程度の音量。
ガンガン音楽を聴くのは嫌い。これはBGM用の小道具と言う位置。
それでもちゃんと低音域も聞こえている。この調子ならイコライザーで調整すれば、無電源で十分。

  • 自信を持っていうが、持病の為、耳はあまりよくない (笑)僕は低音は80Hzから。若者には聞こえる16500でモスキート音だけど、すでに10000Hzでも聞こえない。僕の上限は2000Hzでいいや(笑)
試作でどの程度なのかのビデオ。音量は中。音量大で使う事は無いでしょう、BGMなんだから。

判る人にはわかるだろうが、他にもある両切管タイプを、なんちゃらした(つい出来心でしてしまった)紙管を使ってのバスレフ。細工が下手なのでセットするのに手間取ってる。(笑) そして、カメラのマイクじゃ低音がわからないかww(でも、中高音は犠牲にはしてないのは判るかな?) 



んんん?あ、そうなの?こんな究極にしょぼいフルレンジスピーカー??のiphoneでも、本気を出したらついて来てくれそうなのが判ったので、ついバックロードフォン型(面倒 オーディオマニアでもないのに)のスピーカーを設計してしまった。無謀!(笑)


流石にこの小さいスピーカーの音圧では極低音は無理でしょうという事で、100Hzぐらいを狙った設計。スピーカーでございます!って、大きくなっちゃ邪魔くさいし・・。更に音柱の中間に音源のあるタイプ(キワモノ&計算が難しい)にした。(笑)

その上、欲張りにも、必要になったらスピーカー部品も取り付けられる様にしたが、なるべくなら機械部品は無しで行きたい。僕の仕事環境では音楽はウッスラ鳴っていればいい。

という事で、A4原稿(書架)台を兼ねた 木製薄型バックロードフォン型アナログスピーカー 設計終了。一応3機種対応。他のタブレットやスマートフォンを持っていない(調べりゃわかるけど)ので。

商品として地味すぎる?いや技術的にクリアするのがとりあえずの目的。高級化はいつでも出来る。かっこだけの商品こそカッコ悪いでしょ?

さてと、地元で誰か作らない?  NC動かすの、めんどくせー (笑)


2015年3月9日月曜日

ラウンド・ミッドナイト



アパートの一室
この部屋であいつは死んだのか・・・・。
この汚い壁紙
 ・
 ・
 ・
「あいつ」との回想

    「まだ、あの変なコードで吹いてるのか?」
    「ああ、そのままだ」
    「理解されないぞ、その内干される、客は俺のような演奏が好きなんだ」
    「ああ、解ってる。・・・・これからパリのクラブ・ブルーノートで吹く」



映画「ラウンド・ミッドナイト」の冒頭場面。


昔ならばもっと明快に説明できただろうが・・
ブルーノートは、一言に言うのは難しいが、「迷わせた」サブドミナントコードの和音主音から数えて3,5,7を構成音に持つコード。今はそれらを正確に表す言葉は忘れた。


「迷わせる」のは世界観。
まっすぐ目的地に行くこともできるが、そんな単調な息遣いを求められてはいない。
わかりやすく、抜けるコードは判っている。その様な演奏は簡単だ。
だが客の知っている範囲の音は俺じゃない。

客は、客のイマージする範囲の音が聴きたいのか
俺があえぐ音を聞きたいのか・・
それとも・・


この部屋であいつは死んだのか・・・・。
この汚い壁紙




そう言う曲だ。

CLTの現場を見学

この前CLT現場を見てきた。
現場の空気。誰も何も言わないのだけど状況が判った。

(普段、空気を読めない発言をするのは、実は読めるからワザとしてる。ww)

これはCLTの本場でも実はまだ解決策がない。むしろ仕様(仕方が無い物)としている事だが、細部にこだわる日本人の心情としてはこれは無過ごす事が出来ない。そうなんです。

欧米では当たり前に見過ごす事なんだけど、日本の現場では、設計者や監督(サラカン)現場管理者(タケカン)よりも、職人さんがこれを許さない。

そうなのよ、設計者諸氏。職人さんのこの感覚は日本の資産なんです。

僕らが研究している事とは直接関係は無いけれど、この解決方法は視野に入れておりました。
でも、これは大臣認定の物件であるから、その審査通りに施工しなくてはならない。余計なことは口を挟めない。

これ、大臣認定審査を受ける段階で、現場への配慮がもう少しあったら・・そんな気がしました。


地下室に帰ってきて、「自分の為だけの資料ビデオ」を編集しながら少々考えた。
CLTの工法がオープン化するまであと数年。僕らが並行して進めている研究も同じぐらいかかる。

ま、やるだけやるけれど、もう歳だしね。
ネタを自分の中にしまっておかないで、周りに振りまいておかないとなぁと思った。

2015年3月4日水曜日

暇になった男が何かやってみようと発想するのは

暇になった男が何かやってみようと発想するのは、NPO・そば打ち・陶芸てなところだろうか。
恥ずかしながらそれ全部やった。(暇じゃなかったんだけどね)
で、思ったんだけどね。

その中で蕎麦だけど、道具を大人買いして、作務衣着てコネ鉢に向かうのって、少々滑稽に思うのよ。元々そばなんて、インスタント食品。お婆ちゃんが農作業の間に戻って30分ぐらいで作った物なんだよ。

それをさ、有るのかどうか知らないけど「そば道」みたいに、精神込めて10割そば目指して頑張っちゃうのは、?となっちゃう。だから、「いや、もっと力を抜いて」と声をかけたくなる。

例えばオラが説明過剰な蕎麦屋で、自称そば通の客が来たとする。結果は悲惨だ。(笑)

自称そば通の客:たのもう!(今時いない)まずは、海苔と熱燗をお願いする。
オラ:ありゃ、お客さん、粋な注文ですね。さては相当なそば通のおかたですね?

自称そば通の客:(にんまりする)

自称そば通の客:手打ちそばはまずは「水回しが難しい」・・・(と、のたまう)

オラ:はいはい、あ、そうですか?ぎりぎりの所を狙うのですね?(チャレンジャーだわー。)

自称そば通の客:そば粉の水分を見極めながら絞り出すような少なめ水分、天候に左右されながらも、その見極めが・・

オラ:(あーこりゃアカン客だわ。あーだこうだ、やかましいっての。)

オラ:で、一体どういうそばが食いたいの?
アツアツのどんぶり蕎麦なのか、ざるなのか。
それもツルツルなのかズルズルなのか、箸ですくい上げて、もっさりハフハフなのかで違うでしょ?
まず、そこを決めてよね。(それによって繋ぎも粉も水分量も麺の細さも変えなきゃならない。「水回しの極意?」んなもの、後生大事にするもんじゃぁないよ。)

自称そば通の客:いいから客の言う通り打てよ。

オラ:ああそうですかい、努力はするよ。

自称そば通の客:蕎麦の香りが大事だ、使うそば粉のそれを味わいたい。

オラ:あいよ。それじゃ、小どんぶりにそば粉と水を入れてレンジでチン!良くかき混ぜて、ほい、蕎麦ガキだよ。 

自称そば通の客:何か違う・・・。

オラ:え?違う?どこが? まさか茹でろって言うんじゃないだろな、それじゃ蕎麦団子だし香りが逃げるんよ?

自称そば通の客:・・・(どうやら電子レンジが気に食わないらしいw)

自称そば通の客:10割そばを所望・・・コシが有って旨い・・。

オラ:あいよ。(出たよ出ました訳が分からん客だ)つなぎを入れなくていいんだね。モソモソするよ、太いよ、硬いよ、だから長茹でになるよ、当然香りは抜けるよ。
あ、いいの? ふーん・・・。(なんにもわかっとらん)

オラ:さてと蕎麦ガキから作るか・・。ん?10割はキレやすいので湯ごねするよ。それをタネにするんだ。

自称そば通の客:水じゃないの?それは嫌だ。それと冷たいそばでツルツルと行きたい。

オラ:やだ?それにザルでツルツルって食べたい・・だと?それも手打ちで?
無理だわ。人間そんな何百ってパワーないもん。あんた、物理ってもんを知らないの?

自称そば通の客:他の店では出してくれた、この店が出来ないだけだろ。

オラ:ああ、出来ないね。常温でつなぎも無しにツルツルの手打ち10割そばなんて。
んなもん、どこぞの10割魔法の他の店に行けよ。そこで魔法蕎麦食ってりゃいいさ。
出てけ!オラ!2度と来んな!

僕が蕎麦屋だと間違いなくこうなる。
それと、蕎麦の硬さをコシと言うな。それ、茹であがってないのと同じだ。うどんじゃあるまいし・・
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しかめっ面せずに、婆ちゃんが30分で楽に作れる方法。
のしや切までかなり手早く出来るとして、2:8蕎麦で、ズル打(「水回しの極意」より倍近い水分量=打つのに体力が要らないのとのど越しがイイ)で打って、即茹で2分間以内(可能なら一分で行きたい=麺がアルファ化してつながった時点)ならば、この客のイメージしていた旨さはかなえられたはずだ。実は一番美味いそばはその近辺にあると思う。

茹でる時間が長いと蕎麦のうまさが損なわれる。これが一番大きい。
能書き垂れる前に、とにかく全力で時間を短縮するのが先決。
その為のつなぎであり、ズル打ち(アルファ化に必要な水分量をあらかじめ麺に与えておく)や、そば麺の細さの意味なのだ。

そば粉の価格がどうのとか割合がとかそんなの関係ない。
「早い安い旨い」はここらへんにある。

だから茹で温度が下がらないように大量のお湯と強火。
茹でる時には気を抜いている人が多いが、実はチンタラやってる暇はない。

水回しの極意? 嘘つけ!

2015年3月2日月曜日

股ホゾねじれ組み接ぎ

いわゆる日本古来の継手を描いてみる。
建築の構造部位の継手を考えているうち、そう言えばこれはどうだったんだっけ?
と思い出した物。

「股ホゾねじれ組み接ぎ」と言って板物の継手。
組んだら2度とハズレないと言う「噂の物」だが、手順によってはそれもありうる面白い手法。

それを通常よりは北海道的?民族的?な柄を意識してアレンジした。


柱梁構造には使えないが面構造には使えるなぁ・・・。

2015年3月1日日曜日

ジジイ向け3輪車の2

この地方は林産業の地。街を突っ走るバリバリ爺さんの木製の乗り物。(笑)
今現在、地元にある技術で組み上げられる範囲のモノ。(重要)

この前ジジイ向けの3輪車(トライク)を考えているうち、街中の電動歩行補助のアレを思い出した。

あれはどう見ても邪魔くさいし小回りが利かない。そして重たすぎる。
道路交通法では時速6kmに制限されているので、先の短い爺さんは1時間に6kmしか前に進めない。

それは、歩道を走ろうとするからなのだが、もしかしていっそのこと車道に出たらどうなるのか。
などと少しブラックな事を考えながら・・

まあそのネタは別にして、歩道のアレは何か危なっかしい(妙な物にとらわれ過ぎている)ので、それを改良した物を木製で描いてみた。(かなり違うのだが、それは判る人にはわかる)

もちろん室内でもOK。大きさは普通の車いすの大きさ。違うのは3方から載る事が出来る。

おふざけでハタを描いているのではない。この車いすは他の電動の物よりも車高が低い。
周囲に認知してもらうためのハタ。これは車高が低い自転車のリカンベントやトライクなどでも使っている。旗の高さはほぼ人の身長・目線の高さ。






例えば歩道を通行する事をイメージした車両はこう言った物。100kgはある。
「今迄の要素をとりあえず載せてみました」と言うデザイン。
道路交通法に縛られたままの「車両」。

僕のはアイロニーデザインなので、表には似つかわしくないほどの家具風(笑)
都会ならまだしも、許容範囲はこの程度までだろなぁ・・。
ちなみに、バリバリ度は追及していない。(笑)