2015年3月9日月曜日

CLTの現場を見学

この前CLT現場を見てきた。
現場の空気。誰も何も言わないのだけど状況が判った。

(普段、空気を読めない発言をするのは、実は読めるからワザとしてる。ww)

これはCLTの本場でも実はまだ解決策がない。むしろ仕様(仕方が無い物)としている事だが、細部にこだわる日本人の心情としてはこれは無過ごす事が出来ない。そうなんです。

欧米では当たり前に見過ごす事なんだけど、日本の現場では、設計者や監督(サラカン)現場管理者(タケカン)よりも、職人さんがこれを許さない。

そうなのよ、設計者諸氏。職人さんのこの感覚は日本の資産なんです。

僕らが研究している事とは直接関係は無いけれど、この解決方法は視野に入れておりました。
でも、これは大臣認定の物件であるから、その審査通りに施工しなくてはならない。余計なことは口を挟めない。

これ、大臣認定審査を受ける段階で、現場への配慮がもう少しあったら・・そんな気がしました。


地下室に帰ってきて、「自分の為だけの資料ビデオ」を編集しながら少々考えた。
CLTの工法がオープン化するまであと数年。僕らが並行して進めている研究も同じぐらいかかる。

ま、やるだけやるけれど、もう歳だしね。
ネタを自分の中にしまっておかないで、周りに振りまいておかないとなぁと思った。

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