2011年7月1日金曜日

ライオン像を作る-1

形は決めたがどうやってそれを現実の形にするか。
今回は積層法にすることにした。










レーザーで切断
なんとかシルエットはOK


顔の半身にだけを重ねて試験。


積層法の理由は、3D切削では口の中の牙や舌などは機械が入らない。また雌型となると5分割以上となり治具や分割データーなどに細密な手間が掛かる。

積層ならある程度のNCがあれば目的のものが出来るというのが理由。

欠点はその後の仕上げ工程が発生する事。大量に制作するなら工程数を省く意味から別な工法をとるが、今回は4体なので積層することにした。


今回は造形物が小さいのでレーザー切断。
刃物やNCがこれほど細かいと対応できない。細かくて心配していた目の位置も妥当に切り抜けて安心した。レーザーで炭化した部分の処理さえ行えば、イケル。

本音のところをいえば、もう少し上の技術の木型金型にチャレンジして他の業種とのマッチングの見通しを付けたかったが、成果はあった。この地方技術の応用課題が分かった。

それにしても最終工程、誰がそれをやる?
ん・・・ん~~・・・。

しゃぁない、やるかぁ。


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