2012年4月22日日曜日

作ってみたい家・・・2

前に書いた作ってみたい家のように普通の構造材料で無いもので家づくりをするとなると、

  1. まずは、国土交通大臣が認定(構造方法等の認定)する制度をクリアして、
  2. みんなが建て られるようにするならば標準設計や仕様を決めて「型式適合認定」をとって、
  3. その材料の製造を 出来るようにするならば型式部材等製造者認証をしなければならない。

前に書いたアースバッグ工法は人類古来の方法ではなく最近の工法。現在エコ建築としてどんどん伸びている。世界にはいろんな住宅がある。


例えばストローベイルハウス
藁ブロックを積み上げて壁を作り、粘土を塗り漆喰で堅める構造。断熱効果に優れ、省エネルギーで、自分で作れるということを条件にローコスト。













中日新聞によると、とにかく優れているとのことなので興味があればLINK先を読んでください。
NPO 日本ストローベイルハウス協会


確かに、ここ10年でアースバッグ工法やストローベイル工法は、インターネットのおかげで急速に世界中に広まりつつある。


その理由は、ロマンだけではなく、エコとか環境意識が高まってきた事に由来するんだが、日本では都市部では合法的には難しい。


土もわらも建築材料として認めていない。それが当たり前として疑問すらない。


んー・・だけど、古来からある地域の材料はだめで、メーカーのものなら良い。
というのもちょっとおかしい。
製造管理できなければ性能を規定できない、つまり安全かどうか判断できない。


ということなんだが、法はいつも後から来て物事を制約する。
ルールを決めて制約するのはいいが、民間がルールに載せようとすると妙にハードルが高い。
ここが変だ。
あと出しじゃんけんのくせにナマイキな。


ローコストで建てられる方法があるのに、手続きが高い。
ローコストで環境に対してもローインパクト。国策に合致しているのにそれに沿う事が出来ない。


こんなドロンコ住宅を建てるのに超高層を建てるのと同じエネルギーが要る。
それはこっちの民間のほうが原因なのか?国は本当に本気なのかと疑いたくなる。


なぁんかスッキリしないなぁ。

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