2014年5月7日水曜日

地下室発掘調査4日目

世の中、休日も終わったというのに相変わらず片付け中。

まだ、お前に香典は払いたくないというメールがあったので、今日で打ち切ることにする。
身辺綺麗にして何をするつもりなのかと言う冷やかしだが、それとはちがう。

典型的にハマルフォーククルセダーズの加藤和彦の心境も判らないではないにしても、もう少し別な事を考える。

手をかけたら途中でやめる事が出来ないだけ。もうこれも正直面倒。
もうちょっとで次段階にしたい事が出来るスペースが空くので、そこでやめる。


今までIT系の機器を触り続けてきて、一番どうにもならなかった、体力を消耗したのがこれ。出てきやがった。

グラフティックのセラミックペン。用途は図面出力のインクペンなのだが、当時ようやく大型図面用のXYプロッターが出来たころ。

グラフティックも渡辺測機から改称したての頃だ。なにせ日本一の出力機メーカーの製品だったので迷わず導入。僕の前は札幌にある大学だったとのこと。

ところが・・。インクがカスレル、鉛筆は流れる・・。図面はずれる、XY制御は出来るが、紙をどうつかむのか、筆記用具は何がいいのかなどの蓄積が全然なかった。

図面が紙が往復するにつれて、ずれ始めとりとめもなくバラバラに出力されてしまう。挙句の果て筆記用具のコンディション、書けても書けなくてもお構いなしに動くだけだった。数百万の機械がこれじゃ・・さすがに哀しくなってメーカーに電話。俺が悪いのか?

「えっ!建築で使うんですか?」メーカーが言う。 「なにおおおお?・・」その頃販売店もメーカーも蓄積がない、販売店にしてみれば見たこともない機械だったので半端な知識しかなくテキトーな事を言って売った。なんと建築製図と機械製図の線の本数の違いが出力誤差に反映したのだ。今では考えられない事・・。建築に使うには早すぎたのだ。

それ以来、本来自動で図面出力できるはずのプロッターを調整するのに輪ゴム輪ゴム(あまりに悔しいので2回書いた)。日本の最新鋭機が輪ゴムで調整!それも付っきりでだ。夜中だろうと何だろうと機械が動いている間中の調整、これはキツイ。手の方がずっと早かったが、あまりに悔しいのでそれは明かさない。もうただの強がりでしかない。

ちょうど子育て期、奥さんは仕事で頑張ってると、週に2日ほどしか帰らない僕を見逃してくれたが、こっちは人には言えないやらかしてしまった後始末に追われていたのでした。

その後フラットベッド型が開発された頃ようやく設計業界はCAD導入に火がついた。

頭に来ちゃったので、レーザープリンターが出たころキャラクターコマンドをいじって図面はレーザー出力一番乗り。R社、感謝しろ!




なんとまぁ・・。昨日のモデムやレコーダーもすごいけど・・。これはFAXモデムカード、機械本体の部品。

最新鋭なので上手く行くと9600bpsで接続できるかもしれない部品。昨日のモデムは28800bpsなのでその前世代の部品。それも箱を開いただけで開封していない!

これ、マニュアルを読むとDPIが荒くてFAXでは正規図面表現が出来なかったのよね・・。



さてと!あとは書類を縛って資源ごみにする。もうすぐ町内会の子ども会主催の資源ごみの回収日。



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