2014年5月21日水曜日

今風に、白い粉で遊ぶ

雪が降った次の日は28度になるなど、雨にも負けて風にも負ける今日この頃。

ひょんなことから、雨にも風にも負けたくなかった宮沢賢治を見習うために、石灰をいぢって見る事にしました。

農業関係の方は結構知っている人も多いのですが、宮沢賢治は体を壊した後、石灰のせぇるすまんをやった後、「雨にも負けず風にも負けず・・(以下省略)」を書いたのです。


という事で、番頭 実験ノート(今流行りの、あっこんなのでちゃった見たいな)


 と言っても苦手な「ばけがく分野」なので詳細はゴメンして、あたしの知りたい事だけ。

これ、地場産生石灰。
生石灰 CaOは、よく知られているように水を加えると発熱し、数百℃にまで温まった後、水酸化カルシウム(消石灰)を生成する。

古代では武器に使われたり、サバイバルでは着火剤に使われたり、近年ではお燗パックの熱源となったり、乾燥剤だったりして忙しい材料。

取り扱いはそこそこ危険なシロモノ。

なので、それ相応に少量。地場産の物はどの程度の物かを見るだけ。
(目的の物は載せてません、ごめんなさいです)


 重量の2.5倍程度の水を入れてみると、じゅっ!と音を立てて即座に発熱。
 1分後には体積が増え熱平衡の状態となり、発熱は止まった。ビーカーの外から触ると、ヌル燗の温度・・かな?
 2.5倍の水の上まで膨らみクリーム状態。
これを撹拌すれば石灰クリーム。消石灰になっちゃった。

いちおー建築のプロなので、ここでは建築的な能書き。これに海藻から作った糊や繊維などを配合すれば「しっくい(漆喰)」。いまじゃその配合を知っている左官屋さんは少なく、配合済みを購入するのよね。(あたしゃ、知っているけど。)

和風建築で土間の仕上げを「たたき(三和土)」と言うが、土と石灰を混ぜて二和土、水を使用する所にはもう一つ苦汁を混ぜて三和土。

セメントの原材料や陶器・ガラスの副資材や酸性土壌をアルカリにしたり色々な分野で利用されている。


建築っぽく、あれとこれと(秘密)を混ぜて、多少ユルイが塗ってみる。実は地元の物を使うのは初めて・・。

ちなみにセメントは水硬性(水と反応して硬くなる)だが、これは気硬性。

住宅などでの基礎だが、夏の暑い時期太陽に基礎をさらしている現場をよく見るけれど、危ない。(コンクリートは乾燥して固まるのではない。むしろ硬化前に乾燥すると強度が低下する。)

時間は水硬性より大分遅いけれど2酸化炭素と反応して固まっていく。つまりは2酸化炭素を減少させるので地球にやさしい。

などと、この系(塗り壁系)のメーカーは言うが、それは嘘ね。

実は製造工程の間で2酸化炭素を放出する工程があるのでプラスマイナスゼロ?(燃料を使う事からやっぱりその分は出している)なのだ。

とは言え、極めてこれは自然素材に近い。とても好きな素材であります。

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