2016年11月29日火曜日

今の所用途不明なダイナミックコンポーネントのパーツ


sketchup 
ダイナミックコンポーネント
使用する材料(2×4~2×12)を指定すると骨組が変わる。
ただそれだけのパーツ。

いや、判っている人なら「こんなもの普通のパラメトリックやスケールなどでも出来るわい!」と言うレベル。

それよりも先に「ツーバイフォー工法のサイズを変える必要があるのか」とツッコミも予想される。

これね、厳寒地方ならあり得る話。視点は構造強度ではなく断熱材厚さに関係している。一般的にはこの辺でも構造と断熱を別に考え、構造壁体以上に断熱厚さが必要なら、附加断熱と言う手があるじゃないか・・と考える所。

附加断熱をする事で冷橋が無くなる。その説も十分に知っているがイニシャルコストと壁中温度分布などを考えると、一概に附加断熱礼賛とは言えなくなってきている。

軸組み工法の場合は附加断熱でも良いのだろうが、要求される附加断熱厚さは最低でも+100mm。つまりは構造断熱材と併せて200mmが妥当な所。

いわゆる通気層とて、外装材強度や下地・コストを含め再考する必要もある。
結論はまだ出していないが、とりあえず詳細な壁面等外皮性能数値化用に作って置こうととの試行作業。



構造分野ではダイナミックコンポーネント構造部材に、強度を「自己判断」させることは出来たので、こっちでも出来るだろなとの妄想。

0 件のコメント: