2011年9月11日日曜日

白い粉-8_乾燥と感想

正直だよねぇ。
こいつらは・・・。
いつもそう思う。

いっちばん安いノギスをホームセンターで購入。
以前の寸法を修正。


元体積は44.1cm3。それから
オガクズ団子 は41.82cm3 95%
怪しい1 35.3cm3 80%
怪しい2 32.1cm3 73%

にそれぞれ減少した。粘土を使う陶磁器などの収縮と同じ傾向。素材は素直だ。見た目で分かる。

そう言えば昨日のTV、「世界一受けたい授業」の中で、ホタテ貝の塗り壁と、鉛筆加工粉末での木質系粘土があった。オイオイ、ネタバレ、それも2つ同時かい。

いや、それらの会社がやっている内容も成分も特許も知った上でやっているんだけどね。同時に紹介とはちょっと驚いた。ま、いいけどさ。

だけど日本古来からある技術に関し、特定の会社に特許を与える特許庁って・・・なんだかなぁ・・・。権利をもらった方は大喜びだろうけれどね。特許の請求項(製法の一部が権利部分)を特定しているけど、一般の人にはそんなのは判らない。ホタテの壁というとその会社の製品のみと言うことになりかねない。一般的なものに対しては特許は下ろさないし、権利を主張しないのが暗黙のルール。

ホタテ貝の塗り壁ってのは「漆喰」として昔からある。木製粘土は昔から「木塑」として雛人形などの素材だった。

そう言えばそばの打ち方で「10割そば」というのがある。100%そば粉を使ったものということ。普通乾麺などでは15%だったか(曖昧)のそば粉を使えば「そば」と名前を付けて良いことになっている。あとは小麦粉でいい。100%そば粉だとつながりにくいので「のどごしの良いそば」にはなりにくい。

そのつながりにくい100%そばを繋げる方法として、昔から「湯ゴネ」という手法がある。一般にそば打ちは「水回し」をして均等に水分を含ませるのだが、湯ゴネは一旦熱湯でそばがきを作りそれを核にして、つないでいく。これは粉物全般に通用しているやり方。パンでもうどんでも、手間をかけずにつなぐ奥の手だ。

だが、大手製粉会社でその湯ゴネを、そう昔でない時期に特許取得しているのにはズッコケタ。パンの新製法なんだとさ。うっそー・・・。どうやら特許ってそういうものらしい。

皆で自分のやり方をとにかく主張しないと、他人の権利になってしまう双刃の剣だということ。特許庁はルールに則っているかどうかを整理するところ。それぞれの主張する部分に関してぶつかることがあるなら闘技場(裁判)へどうぞ、じぇんじぇん屁のツッパリにもなってはくれない。結局は体力のある方が勝ち。その前に手を打つべき、そんなものなのだ。それに気がついたのはずいぶん前のこと。

地場企業もいつまでもウダウダ井の中の蛙やってんじゃねーぞ、防御のためには下手な鉄砲でもバカスカ打たなきゃなんねえぞ。と応援のためこっちも地下で怪しいことを始めるようになっちまった。

結論。白い粉はイケルね。ついでに木粉関連もやっちゃうつもり。考えていたのはTVで紹介された分野ではないし・・・。

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